原曲の楽しみ
オーケストラ曲を吹奏楽で演奏する場合、優れた編曲はもちろん
原曲をスコアと共に聞いて勉強すると、弦楽器のボーイングから
アーティキレーションを読み取る事が出来ます。
例えば同じ音程の二分音符が二つ並んでいる場合でも弓が
「アップ→ダウン」なのか「ダウン→アップ」かを理解すると、
アタックのニュアンスの違いを出せますよね。
音大受験曲を師匠にみていただいたとき、ここはアップ、
ここはダウンのイメージで・・・等々、ボーイングを主体に
レッスンしていただけて、元々弦楽器を習っていた私にとって
とてもわかりやすかった事を思い出します。
(入試曲はヴィヴァルディのチェロソナタをトロンボーン用に
アレンジされた曲でした。)
金管アンサンブルの場合はどうでしょうか。
コンテスト審査で聞かせていただく機会がとても多い
G.ガブリエリやS.シャイトの作品たち。
一流の金管アンサンブル団体によるCD音源も豊富ですが、
ぜひ原曲の演奏CDを聴いてみてください。
トランペット、トロンボーンの先祖ツィンク、サックバットの他、
弦楽器やパイプオルガンが含まれていて、原曲から感じられる
アーティキレーションをモダンの楽器で醸し出して欲しいですネ。
きっと表現の幅が拡がると思います。(^^)
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