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2017年5月21日 (日)

〜ブレスロングトーン〜 LESSON No.19

ON-LINE LESSON 第19回です。
今月のテーマは、「ブレスロングトーン」です。
 

             
             

今回は息の流れを体感するトレーニングを紹介してみたいと思います。              

まず楽器を持たずに練習を始めましょう。必ずメトロノームを活用してください。              

・4拍息をゆっくり全身に満たすように吸って,4拍使って全部出す。この息を出す時に
息を中心に集める(息の束を感じる)イメージで、まっすぐ出していきます。
・8拍息をゆっくり全身に満たすように吸って,8拍使って全部出す。
・12拍息をゆっくり全身に満たすように吸って,12拍使って全部出す。
             
はじめは十分にブレスできるような体になるまでに数十分かかるが,これを毎日欠かさずにやっていると数分でできるようになってきます。いわゆる「ブレスロングトーン」です。
12拍の練習が安定してくるとON-LINE LESSON.No.18でご紹介しました体全体を響かせるイメージで繰り返します。結構キツクないですか?少し休みましょう。(^^)
               
この状態ではじめて楽器をつけて音を出します。
音を出すときも中音域実音Fから12拍吸って12拍吹くスタイルを始めてみましょう。
             

ウォーミングアップを始める最初の場面ではまだ音色のことを考えずに始めていきます。
最初の目的は「十分な息の流れを形成すること」です。
この場面ではまだ唇の振動に関しては考えません。音が最初から鳴らなくても必ず息の流れを変えない事が重要なポイントです。
             

1)楽器を構える。
2)息を吸って、止めずに吹く。
3)もしも音が当たらなくても、焦らず、変に修正しようとせずに(音を出そうとせずに)、
  息を(音が無くても)吹き続ける。

最初は音が出ない場合もあると思います。
「息が出て唇が反応する。」「舌で唇を反応させるのでなく息で唇を反応させる。」のスタンスを変えずに続けていきます。
一つの方法としてppppでのロングトーンも効果的ですね。
             

普段と変わりない練習をしていて調子が悪く感じた時、「ブレスのロングトーン」の
エクセサイズを使ってチェックしてみてください。十分にブレスが出来る体になっていますか?
アンブシュア等に修正を加えるのではなく、「息が仕事をする状態」を作ってあげると、
唇への負担が軽減され音質の改善が実感できると思います。
上唇と下唇の接点は軽く触れている程度です。「息の量でコントロールする。」と感じる事が
出来ればGOODな方向へ向かっていると考えて良いと思います。
             

舌で唇を反応させるのでなく息で唇を反応させる。音の形は息の形」これがTIPSです。(^^)
ぜひ試してみてください!(^^)
             
オンラインレッスンを掲載する事を思い立ったきっかけを少し書きたいと思います。

ベルリン留学時代に経験した事ですが、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団はもちろん
地域密着型オーケストラにおいてもいつも演奏会は満席(SOLD OUT) でした。
(休暇期間を除いて毎日のようにコンサートは開催されます。)
チケットを購入したけれど都合で演奏会に行けない方は、定価でそのチケットを譲るために
フィルハーモニーにわざわざ来られます。              
聴衆が本当に音楽を楽しみ、音楽が生活の一部になっているのを見て驚きました。

何か私の体験から情報発信できることはないだろうかと考え始めました。
オンラインレッスンは、主に金管楽器に関する情報を書いていますが、
全ての音楽愛好家の皆さん、そしてこれから頑張っていく若手プレーヤーの
みなさんのお役に立てれば幸いです。
音楽ライフを共に満喫していきましょう!(^^)
             

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